PCセキュリティや法令遵守など包括的なセキュリティについてコラムを作成しました。
是非ご自身の会社でご確認ください。
STEP01
基本ソフトウェアと応用ソフトウェアの更新
• 自動更新の有効化 • 定期的なパッチ適用
→ 自動で最新の状態に保ってくれる設定です。
必ずONにしましょう。
【Windowsの場合】
スタートメニュー > 設定 > Windows Update > 「自動更新を有効にする」
▶ Microsoft公式:Windows Update の設定方法
STEP02
ウイルス対策
• アンチウイルスソフトの導入 • 定期的なフルスキャン
→ 必ずインストールして有効にしておきましょう。
おすすめ:【無料】Windows Defender(Windowsに標準搭載)
STEP03
パスワード管理
• 強固なパスワードの設定 • 多要素認証の活用
→ パスワードだけでなく、スマホ通知・メール・アプリなどでも
本人確認をする方法。
設定方法:Google・Microsoftなど多くのサービスで利用可能
▶ Google 2段階認証の設定方法
▶ Microsoft アカウントの2段階認証
STEP04
データバックアップ
• 重要データの定期バックアップ
• バックアップデータの暗号化
→ 毎週・毎月など、定期的にデータを保存しておきましょう。
方法:外付けHDDやUSBメモリにコピー
クラウド(Googleドライブ / OneDrive / Dropboxなど)へ保存
- OSの自動更新が有効化されている
- ファイアウォールが有効
- 多要素認証を設定
- ウイルス対策ソフトが最新状態
- 強固なパスワードを使用
- データのバックアップが完了
関連法令・規制要件
個人情報保護法
安全管理措置
個人データの漏洩、滅失、毀損を防止するための必要かつ適切な措置
企業の義務
- 物理的安全管理措置
- 技術的安全管理措置
- 人的安全管理措置
- 組織的安全管理措置
⇒上記を行わない場合、情報漏洩や悪用による社会的信用損失。行政処分や損害賠償の発生がリスクとして挙げられます。
すぐに取りかかるべき最小限の対策は?
- 社内のパスワードを定期的に見直す
- 紙書類やUSBの管理ルールを明文化
- 無料のウイルス対策ソフトを導入(例:Windows Defender)
- GoogleアカウントやMicrosoftアカウントの2段階認証をONにする
【基本的な取り組み】
- セキュリティポリシーの策定
➡組織として守るべきルールや基準を定め、全員が共通の意識を持つことが出発点です。
- 従業員への教育・研修
➡組織として守るべきルールや基準を定め、全員が共通の意識を持つことが出発点です。
- 定期的なリスクアセスメント
➡身近なリスクを洗い出し、どこに弱点があるかを常に見直すことが重要です。
- インシデント対応手順の整備
➡万が一のトラブル発生時も慌てず、決められた手順に沿って冷静に対応できる体制を整えます。
- 監査・点検の実施
➡現状の取り組みを定期的に点検し、改善を重ねることで「守りの強化」につなげます。
【継続的な改善】
- 最新の脅威情報の収集
➡サイバー攻撃の手口や新たなリスクを把握し、早期に対策を講じます。
- 法令・規制の動向監視
➡関連する法改正や新たな指針を見逃さず、適切に対応できるよう備えます。
- セキュリティ対策の見直し
➡現状の取り組みを定期的に検証し、効果や妥当性を確認します。
- 業界標準・ガイドラインの活用
➡信頼性の高い基準を参考にし、自社の体制をより強固にしていきます。
- 外部専門家との連携
➡専門的な知見を取り入れ、客観的な視点から改善のヒントを得ます。
まとめ
継続的なセキュリティ対策で、安全な企業運営を実現しましょう!